1人学級日誌

更新されたら生きてるし 更新しなかったら死んでる

僕は主人公になりたいんだ

また不眠の周期が来てしまったようです。

 

 

もともと僕は一人でいる時間が好きで、小さい頃はインターネットに入り浸るか読書をするか、たまに兄が気にかけてくれて二人で遊ぶか。そんな生活をしていた記憶があります。

幸い、僕が生まれたころからインターネットの文化は進化の一途をたどり、フラッシュアニメや掲示板など一人でいる時間を消費するには十分すぎる量のコンテンツが遍在していました。一人で好きな本を読んで、飽きたら好きなアニメを見ます。今でもその生活スタイルに変わりはありません。

 

しかし、創作物の中とは違い、僕は日が経つにつれ年をとり大人へと向かって行ってしまいます。穏やかで健全な一般家庭に生まれた三兄弟の末弟として、兄や姉が歩き踏み固めてきた道を働きアリのように連なって進むほかありません。

ここでもし自分が強い意志を持ち、毅然とした態度で世間を舐め腐っていれば話は変わっていたかもしれません。それが僕にはできませんでした。

 

人並みに勉強は頑張る。大人からの期待に応える。清廉潔白で品行方正な子供であり続ける努力をしました。

それでうまくやれればよかったのですが、勉強でも上位、部活ではキャプテン、友達いっぱいの兄や、とにかく人生エンジョイ勢でどんな環境にも馴染める姉のように、明るく正しく元気よく生きるということは、どうやら僕には向いていないようでした。

人付き合いは尽く失敗。小学校から中学校に上がれば交友関係はほぼリセット、中学校から高校に上がれば、というように同じコミュニティに所属する人間でさえ長く友達付き合いが続きません。苦しいのです。

それでも、両親に心配はかけられないので人並みに楽しそうな生活ができるように努力をします。苦笑いしながら、お酒を一気飲みします。そうすればみんな笑ってくれるから。好きでもないコンテンツも、寝る間を惜しんで勉強します。博識で話が合うと思われるから。

そんな自分にいつも嫌気がさしてしまうのです。

面白くない人間にはなりたくありません。何かに依存したり、支援をうけたりするのも嫌です。可哀そうだと憐れんだり、辛そうだと手を差し伸べられるのも心持がよくありません。

とにかく自立していて、一人で産まれて、一人で生きて、一人で死んでいけるような

そんな風になりたいと、毎日思っています。

 

でも、できないんです。一人で生きるなんて不可能なんです。

 

僕の好きな漫画では主人公がピンチの時に仲間が駆け付けます。

僕の好きな映画では主人公のそばに恋人が寄り添います。

僕の好きな小説では主人公の両親が温かく彼を迎え入れます。

 

今の僕はその全てを否定したい気持ちでいっぱいです。

それと同時にその全てを受け入れたくて仕方ないのです。

 

大きなゴミが出るたびに見ええないように端の方に押しやっています。あまりに見るに堪えないものはゆっくりごみ箱に持っていって押し込めます。そのごみ箱も限界があるようで、いつ満杯になるか分かりません。床はごみ箱に入れられなかった小さな失敗でいっぱいです。幸い、広い部屋に住んでいるのでそれほど気にはなりません。

 

引っ越しする機会があればきちんと掃除したいなと思います。

 

頭がうまく働いていないので書き殴りの文章となり、かなり読みにくいとは思います。

が、そのようなことを文末で捕捉するのは野暮というものです。

それでも未練がましくつらつらと言い訳を書き込んでいる僕はやはり見栄っ張りで歪んだ人間なのでしょう。

こんな葛藤を毎日している僕ですが、この文章を読んでくれた方の暇つぶし程度お役に立てればそれ以上の幸せはありません。

また眠れなくなったら何か書くかもしれません。

 

それまで失礼いたします。