いつか免許を取る君へ4日目
新キャラが入所してきた
4人部屋に3人いる中で1人で突っ込んでくる勇者だ
僕だったら死んでいる
しかし、かなりコミュ強で気づけば打ち解けていた。
高校から寮生活だったらしい。そりゃ強いわ
もうこいつ強い、こいつ強い(呂布カルマ)
メンバーが増えたので1度全員をざっくり紹介しておこうと思う
赤髪
僕が初めて声をかけた人
髪が赤くてみんなにビビられてるが18歳の高校卒業したてでどこが幼さが残る
僕がなげかける言葉を1/3くらいの確率で無視する
つらい
メガネ理系
なんというかアニメが好きそうな好青年
運転が苦手らしくいつも苦しそう
つらそう 見てて僕もつらい
新人
なんか色々強い
もうこいつ強い
ぼくはつらい
ぼく
なんだかんだ上手くいってると思ってる
禁煙してたけど情報収集のためにタバコをすい始めてしまったカス野郎
死んだ方がいい
かえりたいな
いつか免許を取る君へ2日目
タイトルを書いた時点でまだ2日しか経っていないと言う事実に驚愕している。
退屈で教師によって教え方も次官もコロコロ変わる学科にあきあきしている
学科は座学なので時間を過ぎるのを待つだけだが
実技はそうもいかない
車に乗り、人を殺さないよう細心の注意をはらいながら運転する。
マニュアルなどを選んでしまったばっかりにクラッチやギアチェンジに苛まれながら黙々とタスクをこなす
あまり運転は難しくなく、思ったよりはスムーズに初回の教習は終了した。
その事を兄に報告すると
「いいか、弟よ。MT車っていうのはな?
エンストで戦車ぐらい揺らしてからが本番やで?」
と言われ、絶望の中床に着くことにする。
寮の先輩たちと少し仲良くなれた気がするのでまぁ進歩だと思う。
助けて
いつか免許を取る君へ1日目
いつか免許を取る君へ
今まさに免許を取らんとする僕から
と言っても、まだ始まって一日目で大したことはしていないが、僕が免許を取るまでの記録をここに残し、君たちの見聞や暇つぶしの役に立てていただければ幸いだ。
特急の電車に揺られて僕は雪の降り頻る山奥へと向かっていた。
比較的大きな駅に着くと迎えのバスが待機しており、教習所そのものに連れていかれるという仕組みになっている。
出発までしばらく時間があるので時間を潰していると、仲の良さそうな、明るい、あえて悪い言い方をするのならばチャラついた集団が現れた。
関わりたくないな
反射的にそんな感情を抱いてしまう。
別のツアーの団体客であれと強く願う。
しかし、現実は非情である。
目的地は僕と同じく免許取得らしい
ワイワイと騒ぐ男たちを後目にバスは出発する。
30分ほどかかっただろうか
昼過ぎに目的地へと到着し、軽く事務作業を済ませた後に寮へと案内される。
僕が選んだ自動車教習所にはいくつかコースがあり、ホテルコースや寮での合宿、通いながらの教習などもある。
自由に使えるお金をあまり持ち合わせていない僕は迷わず1番効率がよく安価な寮での合宿コースを選んだ。所謂相部屋というやつだ。
僕以外にも様々な人がいる
髪の毛が真っ赤な身長が180cm以上あるであろう若者、女の子の集団、40代はくだらないおじさん。もちろん、チャラ男たちも健在だ。
そんな面々が各部屋に振り分けられていく。
あぁ、頼むから一人部屋であってくれ。
その思いは虚しく、3人部屋にぶち込まれる
ここで幸いなのが、チャラ男たちはホテルプランであるということだ。
なんだかムカつくしぶん殴ってやりたいが我慢する、あいつらと同じ部屋じゃないことに喜ぼうと思う。
僕と同じ部屋になったのは先程紹介した赤髪
そしていかにもアニメが好きそうな好青年の2人だ。
こんな年で、こんな時期に免許を取りに来ているのは僕くらいなものなので、2人とも年下だった。
恥ずかしいし帰りたい
朝からずっと帰りたいけど
なんとかルームメイトと打ち解け(一方的かもしれない)
学科を受ける。楽しくないが仕方ない。そういうものだと受け入れるしかないのだ。
その後に適性試験を行ったのだが、かなり悪くて泣いた。大事故を起こすから気をつけろと言われた。
感情のコントロールが下手だと言われた。
泣いてるからそうかもしれない。
様々な項目がc~d評価(eが一番悪い)であるのに対し、神経質で気にしやすいだけa評価を下されており泣いた。
細かいことを気にしすぎだと書いてあるのに、2,3行後には細かいこと気にしないおおらかな人柄だと評価されていて混乱したしもう訳が分からない。
それからルームメイトと近くを散歩して地理を理解し、雪の冷たさと時間の経たない苦しさに苛まれている中、この文章をしたためている。
みんな寝てて怖い。
助けて
リリカルなりた
起き抜けの朝、何もない午後、眠れない夜、とにかくいつでも僕は音楽を聴く
四六時中聴いているわけではないが暇なときは大概何かしらの音楽が流れている。
純粋な音だけで構成されたインストの曲を聴くときもあるけど大体の曲には歌詞というものがくっついている
売れている曲でも売れていない曲でもかっこよかろうがそうでなかろうが意味のある言葉を並べて意味のある塊として歌詞がついている。
一見わけのわからない文字の羅列でも、じっくり聞いてみれば4分やそこらの間で物語が起承転結を走り切っている。
すごい。
何が言いたいかというと歌詞を書く人はすごいという話である。
すごい。
意味わかんないもん
片や自分といえば、月が大きいなぁと感じたら ”月、でっけ~~” だし
動物が愛おしいと感じれば ”犬、かわいい~~” で済ませる
いったいどのように生きていれば唯そこにある現象を叙情的にかつ理路整然とした言葉で表現してしまえるのだろうか。
人の生き死にや愛だの恋だの、親友がどうで両親がこうで、人生はこんなもんだと
わかった風に、実際悟った上でか、内情は僕に知る由もないが、言葉に、文字に表して音に乗せているのだろうか。
作詞者、すげ~~
僕の1時間は美人の5分
学祭があった
唐突だがそういうことにしておいて欲しい
いずれにせよあったものはあったのだから
僕は文化祭とか学祭とか体育祭とか、祭りと付くものは兎に角苦手で、正常な人間のフリをするために心頭滅却臥薪嘗胆天網恢恢努力を重ねたものである。四字熟語に関しては語感がよかったので書いた
そんなこんなで今年も学祭の季節が呼んでもいないのに勝手にやって来てしまった。間が悪い、空気が読めない、そういうところだと思う。
僕の所属しているゼミは塩焼きそばを出店しており、それを焼いたり売ったりして利益を出していた。
昼時は何もせずともひっきりなしに人が並び、焼けば売れ、売れれば焼くという作業の繰り返しだ。
しかし、それ以外の時分、ただ焼くだけでは売れるはずがないので客引きをしなければいけない。
客引き、悪質な響きである。
買う気のない人間を呼び止めては買わないか食わないかと何度も何度も懇願する。そこまでしてもやはり買う気のない人間は買わない。そういうものだ。大体買う気のあるやつは呼ばれなくても買うのだから。
僕は何故か客引きの仕事をしていた。気付いたらそこにいた。客引きは嫌だと言うタイミングはそこかしこに落ちていたのにも関わらず。
理由は学祭が終わった今でもわからない。僕は客引きの仕事をしていたのだ。
部活のユニフォームを身につけた大男、ヨレたチェック模様のシャツを着る草臥れた2人組、友人と談笑する若い女性、カップル、家族連れ。100人はくだらない。
声をかけ、無視をされ、声をかけ、無視をされる。そんな流れ作業。
苦しい。
もしかして自分はこの世に存在していないのではないか、透明人間として人生を終える覚悟を決めようかと思った矢先、後輩の女の子がやってきた。
どうやら呼び込みのお手伝いをしてくれるらしい。男しかいない地獄の様な空間に迎え入れるには些か抵抗があったが、厚意にには甘えることにする。何故ならもう精神が限界を迎えていたから。
そんな後輩が2,3人に声をかける
売れた
なんでやねん!!!!!!!!!!!
おかしいやろ!!!!
おれは!死ぬほど声掛けて!売れたの7食とかやぞ!!!!
なんで!!!!やねん!!!!!!
鼻の下を伸ばした醜悪な表情の若い男は焼きそばを手渡され嬉しそうに頬張っている
それはさながら、欲しかった玩具を舌戦の末買って貰った少年のような
滅多に手に入らない希少なヴィンテージワインを競り落とした紳士のような
そんなキラキラとした目で頬張っている
女に釣られて焼きそばを買ったにも関わらず
いや、実際そんなことは無いかもしれない
ただひたすらに焼きそばが食べたくて、奇跡的なタイミングに声をかけられただけかもしれない。
だが分かる。そんな訳が無いと。
具体的な根拠も論拠となる資料も提示はできかねるが分かる。そういうものなのだ。
つまり何が言いたいかと言うと、男は女に弱い。
ぼくも女の子につられて焼き鳥を買いました
では
行きたいところへ行く タルトのお店〇△▢編
僕には夢がある
さいたまスーパーアリーナで屁をこきたい
ヤクルトを一気に800本飲みたい
そして 大阪のおしゃれなお店にへ行きたい
だから行ってきた
大阪メトロ四ツ橋駅2番出口のほど近くにその場所はある
さもこの駅が最寄駅かの如くご紹介したが、もっと近くに別の駅があったのは内緒にしておく
大通りへ抜け都会らしいビルと都会らしい道路を進み路地に入る
確かカーディーラーを左に曲がったところだったと思う
洒落た街並みだ。
理髪店と落ち着いた空気の洋服屋が立ち並ぶ
この路地を2,3分進んだ先にお目当ての店がある
〇△̻▢ タルトがメインのケーキ屋だ。
これでマルサンカクシカクと読ませるらしい
道路に面してイートインのスペースがあるのだが、お嬢様方が楽しそうに歓談している姿を見て怯み、外観を取り損ねてしまった。しかも唯一撮った写真もピンボケしている。愚の骨頂だ。
メニューを撮影させてもらった。来店を検討している方は参考にしてほしい
既にオシャレが過ぎて眩暈がする
ショーウィンドウには魅力的なタルトたちが規則正しく並び、ディスプレイとしての役割を全うしている。
注文を済ませ、店内で食べるか持ち帰るかを尋ねられたので、もちろん店内でと返答する。
この店に食器等は用意されておらず、手でもってピザのようにして食べるスタイルらしく、おしぼりと商品を渡される。ショーケースから取り出すのかと思ったら机の下からごそごそと取り出してきて少し驚いた。
アイスコーヒーとタルト・オ・ショコラを注文した。1000円くらいだったと思う。
特筆すべきはこの外装だろう。切り分けられたタルトに合うように個包装されて提供される。
中身が分かるようにシールが貼られており少し笑った。
開けるとこんな感じ。チョコレートが二層になっており、サクサクのタルトととても相性の良い滑らかな舌触りだ。オレンジピールの苦みがアクセントとなり最後まで飽きずにペロリと平らげた。
コーヒーは苦みが少なく、すっきりと飲めるもので、個人的には好みだった。
余談だが、このイートインスペース、4席しかなく基本的には持ち帰りがメインで長居はあまりできそうになかった。この後に予定が控えていたため問題なかったが、気を付けたほうがいいかもしれない。
もしくは同テナント内にカフェがあるらしいのでそこ向かうとよい。
長々と書いてしまったが、これで今回の記事は終わりにしたいと思う。
オシャレなお嬢さんたちのテリトリーにこんなキモメンが侵入して申し訳なく思うが、今後も侵略を続け、いずれは私もオシャレなシティーボーイになろうと思う。
では
床にペンキがぶちまけられていた 誰か掃除してあげてほしい